Retrospect 2011 – 夜空と雲と、輪る世界に

小学生の時、私は自分で考えついた、ある一人遊びをよくやっていた。
他愛もない一種のだまし絵ごっこのようなものだ。

その遊びができるのは、塾帰りの夜道を一人で歩いている時。
空には雲がまだらに浮かんでいて、月は見えない夜でなければならない。空全体のうち、雲の占める部分の合計がちょうど半分くらいなら理想的だ。

その夜空をじっと見つめて、頭の中で「図」と「地」を反転させる。
つまり、雲の部分が空で、その間に見える空が雲だ、と自分の眼と脳に思い込ませる。

これがうまく行くと、夜なのに不思議な仄白さで光る「空」に、吸い込まれそうな薄暗さを湛える「雲」が浮かぶのが見えるという、まるで異次元の世界に迷い込んだような体験ができるのだ。
子どもだった自分は、この幻想的な遊びに夢中になった。

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映画『ソーシャル・ネットワーク』の脚本が面白い件

映画『ソーシャル・ネットワーク』の公式サイトではその脚本がまるごとPDFファイルで公開されている。トップページの右上にある「DOWNLOAD THE SCREENPLAY」というリンクから、無料で入手できるのだ。
これはありがたいということで、早速Kindleに入れて読んでみた。

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ブログ移行によるフィードURL変更のお知らせ

TypePadからWordPressへの引越しと、ドメインの切り換えも完了しましたので、当ブログの正式なフィードURLが利用可能になりました。

これまでフィードを購読していただいていた方は、以下のようにURLを変更いただければ幸いです。

旧: http://blog.iaspectrum.net/atom.xml
↓ ↓ ↓
新: http://blog.iaspectrum.net/feed/

お手数おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

ブログシステム移行についてのお詫び

ただいまTypePadからWordPressへのブログの移行を行っているのですが、2007年の記事のデッドリンクを修正したところ、その記事が新着ポストのフィードに入ってしまいました。
内容が2年前のものなので、びっくりなさった方、ごめんなさい。

移行完了まで、このように古い記事がフィードで配信されてしまうケースが何度かあるかもしれませんが、何卒ご容赦いただければ幸いです。

今 敏『千年女優』への思い。

1997年に彼の初監督作品『パーフェクトブルー』を映画館で見終わった帰り道、私は半ば呆然自失気味だった。
自分は今、見てはいけないものを見て来てしまったんじゃないだろうか。
正直、そんな不穏な気持ちを抱えながらも、この今 敏という類い稀なアーティストが、これからどんな世界を見せてくれるのか、期待で胸が高鳴ったのを今でも覚えている。

その4年後、彼が監督第2作として世に送り出したのが、『千年女優』だ。

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オンラインで行われている3つの「さ」を考える

横堀さんのブログを読んでいたら、こんな3つの「S」に出会った。

1) Search
2) Surf
3) Social

この「3つのS」がオンラインで行われている会話である。
Zenith Optimedia AustraliaのPhil Zohrab氏の提言。

なるほどなるほど。
というわけで、ふと、日本語でもこんな風にさくっと括る言葉がないかしらと考えてみたところ、以下のような3つの「さ」が頭に浮かんだ。

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Retrospect 2009 – 慢性的アテンション断片化/アンビエント・インティマシー/『罪と罰』をめぐって

2009年も残すところわずかとなりました。このブログでは、年の瀬に一年の締め括りとして、ここ数年は「Retrospect」と冠した記事を書き綴ってきました。

こうして過去の記事を眺めてみると、自分の中で核となっている問題意識にはさほど変化がないようです。
この情報化社会の中で日々生きていく私たちが、いったいどこへ向かっているのか。どこへ辿り着くのか。
ソーシャルストリームの奔流と、ますます加速する情報の断片化や簡略化を目の当たりにしてきたこの2009年を振り返った時、実は何年も前から自分の中で見えない棘のように引っかかっていた2つのキーワードをめぐるうたかたを記しておこうと思い立ちました。

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