カテゴリー「ユーザーエクスペリエンス(UX)」の記事

BBCのシリーズ番組『How Buildings Learn』を見ました

スチュアート・ブランドの著書『How Buildings Learn』は、建築分野の専門書であるにも関わらず、海外のIAの間で必読書に近い評価を受けている、非常に示唆に富んだ書籍です。その重要なコンセプトである“Pace Layering”については、私が翻訳させていただいたピーター・モービル著『アンビエント・ファインダビリティ』にも取り上げられていました。
日本のIAの間でもこの本への関心は高く、おととしの夏には情報アーキテクチャアソシエーションジャパン(IAAJ)主催の読書会も実施されています(レポートはこちら)。 邦訳が出版されていないこともあって少人数での開催となりましたが、非常に面白いディスカッションとなりました。

実は先日、さらに時代を遡ってもう10年以上昔の1997年に、BBCでこの『How Buildings Learn』が全6話のシリーズ番組として放映されていたのを知りました。 現在、それらがGoogle Videoで視聴できます。1話30分で、以下の構成となっています。

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Googleストリートビューをめぐる雑感

昨夜、Googleストリートビューをめぐる渡辺聡さん主催のディスカッションミーティングに参加させていただいた。
開催の経緯は渡辺さんのブログ記事に。

議論は予定の2時間を超え、残念ながら途中退席させていただくことになったが、今までモヤモヤしていたものが少し形になった気がするので、ここに雑感をメモしておきたい。

まずは、もうすっかり有名になったGoogleのミッションをあらためて確認しよう。

Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです。

かつてGoogleが、 まだオンライン情報の検索エンジンにすぎなかった時代には、このミッションは至極理に適っていた。オンラインに存在する公開情報はかならず誰かが管理・所有している情報であり、公開した以上はその情報に対するアクセシビリティが向上することが、情報の提供者にとっても利用者にとっても歓迎すべきことだっ た。

ところが、みなさんご存知の通り、Googleが整理しアクセシブルにしようとする“情報”の範囲は、その後とめどもなく広がっていく。それが今や、オンライン情報にとどまらない現実世界の“生データ”にまで及んできたことで、このミッションの妥当性に疑念が生じているのではないだろうか。

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訳書『マイクロフォーマット ~Webページをより便利にする最新マークアップテクニック~』が発売されます

昨年来、翻訳に携わっていた書籍が来月下旬に発売されることになりました。

マイクロフォーマット表紙イメージマイクロフォーマット
~Webページをより便利にする最新マークアップテクニック~

著者: John Allsopp
翻訳: 浅野紀予
監訳: 木達一仁(株式会社ミツエーリンクス)
予価: 3,780円(税込)
装丁: A5判 464ページ
ISBN: 978-4-8399-2544-4

なお、Amazonでも予約受付が開始されています

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雑感・「離散無限」とウェブ3.0

友人のT氏のブログ記事で、チョムスキーの言語論に絡んで「離散無限」という概念が語られています。この記事自体非常に面白いのですが、引用のくだりで以下の一文に引っかかりました。

その上、有限でもなく、連続(的無限)でもなく、離散無限であるというこの特性は、…

ここで離散無限という言葉が、訳語としてややおさまりが悪い気がしたのです。

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Rosenfeld Mediaから初めての本が届きました

もうかれこれ2年前になるのですが、シロクマ本ことWeb情報アーキテクチャ入門の著者としておなじみのLouis Rosenfeldが立ち上げた出版メディア「Rosenfeld Media」から、ようやく初めての一冊が出版されました。当時、その件に関して私はこんなポストをしていました。こうしてLouの夢が形になるまで2年もかかるとは思いませんでしたが、まず何はともあれ「Cheers!」の一言を。

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Retrospect 2007 (3) - 「知る」という終わりなきスパイラル

人間の頭脳が
人間にわかるほど単純だったら
何もわかるはずがない
― Jostein Gaarder

Peter Morvilleも『アンビエント・ファインダビリティ』で指摘していた情報格差の問題は、この一年でますます深刻さを増しているように思います。

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Retrospect 2007 (2) - 内部記憶の価値、外部記憶の断片化

世界は
時間の時計ではなく
記憶の時計によってつくられる
― Steve Erickson

以前、『Everyware』の著者であるAdam Greenfieldが、あるインタビューで印象的な発言をしていました。

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Retrospect 2007 (1) - 「キャラ」の自分/「プレイヤー」の自分

年の瀬に、昨年のエントリーと同様、この一年を振り返っての所感を書き留めておきたいと思います。昨年と同じく、3つのエントリーをポストします。

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「弱いつながり」が秘める強さ ― 『Social Networks And Group Formation』を読んで

少し古い話題ではありますが、去る9月6日にShiv Singh(Avenue A | Razorfish)がBoxes and Arrowsに寄稿した記事、Social Networks And Group Formationがかなり面白かったので、アウトラインをメモしておきたいと思います(記事の正確な翻訳ではありませんので、ご了承のほどを)。

個人的に一番面白いと思ったのは、コミュニティの成長において「弱いつながり」というものが実は大きなポテンシャルを秘めているということ。
ここ数年のSNSの隆盛で、どちらかというと「強いつながり」が重視されがちな傾向を感じる今日この頃ですが、「強いつながり」はその集団を内輪の結束に向かわせる力が強く、柔軟性や拡張性に欠ける場合があり、意外と脆い面があるのではないでしょうか。
コミュニティ全体の弾力性(resilience)、ひいては持続可能性(sustainability)を高めるには、「弱いつながり」も大切にする仕組み作りが必要だと思うのです。

なお、この記事は3部構成になるそうで、パート2ではソーシャルネットワークにおける情報共有パターン、パート3では職場でのシナリオに基づくケーススタディを扱う予定、とありますが、まだこれらは公開されていません。(早く読みたいのに…w)

前置きが長くなりましたが、以下にメモを。

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情報=“食物”というメタファー

情報を“食物”のメタファーで表現するのは、有名な情報採餌理論の例を始めとして、しばしば目にするアプローチです。
確かにこの両者には、まずオブジェクトとしてのレベルで「人間の生活の糧になるもの」という共通点があり、さらにそれを扱うメソッドのレベルでも、私たちが日々収集し、体内に取り込み、消化吸収する、という点でほぼ同様と言えます。したがって、誰もがごく自然に理解できるメタファーだと言えるでしょう。

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情報アーキテクチャと建築のあれこれ

前回の投稿に、長谷川さんのブログ記事からトラックバックをいただきました。
その中で長谷川さんは、Stewart Brandの“Pace Layering”について言及されていますが、実は私もこのAdamの記事を読みながらそれを思い出していたのでした。

ちょうど1年ほど前に、長谷川さんを含む数名の有志で集まって『How Buildings Learn』の読書会を実施したのですが、もともと『アンビエント・ファインダビリティ』で知ったこの“Pace Layering”という建築の概念は知れば知るほど面白く、ウェブを始めとするデジタルな構造物についても十分適用可能なものだと感じました。

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Adam Greenfield、エクスペリエンス・デザインの教訓を語る。

Adaptive Path Blogで先週の必読記事としてトップに上がっていた、Adobe Design Center - Think Tankに寄稿されたAdam Greenfieldのエッセイを読んでみました。すでに海外のIA/UX関係者の間ではかなりの反響を呼んでいるようです。
Adam自身のブログに記事が転載されていますので、そちらのリンクを以下に貼ります。

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"Experience IS the Product" by Peter Merholz

Core77という工業デザイン関連の情報サイトに、現在IAIの理事も務めているAdaptive PathのPeter Merholzが、エクスペリエンスデザインに関する素晴らしい記事を寄稿しています。

「エクスペリエンスこそが製品なり」と題されたこの記事は、コダックが早くも100年以上前に実践していた、いわば“原初のエクスペリエンスデザイン”の紹介に始まり、AppleのMac、TiVo、TargetのClearRX、Flickrの事例を基に、エクスペリエンスデザインとは如何なるものかを、非常にわかりやすく解説しています。
あちこちかいつまんで紹介したくないほどよくまとまった記事なので、ご興味のある方はぜひ原文をご覧ください。

ところで、この記事で引用されているスティーブ・ジョブズの言葉がこれまた素晴らしかったので、そこだけ再引用を。

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東芝エレベータ株式会社の広報誌で『アンビエント・ファインダビリティ』をご紹介いただきました

東芝エレベータ株式会社さんでは、『FUTURE DESIGN』というデザイン関連のトピックに関する広報誌を発行されています。これは紙のパンフレットとWebのどちらでも読むことができ、情報デザインに関して興味深い記事がいろいろと掲載されています。
この『FUTURE DESIGN』の第10号の特集「都市のファインダビリティー ~ 都市をナビゲーションするインタフェース」という記事の渡辺保史さんのコラム内で、『アンビエント・ファインダビリティ』をご紹介いただきました。

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『デザイニング・インターフェース』に関するお知らせ

今年の1月に発売された訳書『デザイニング・インターフェース』ですが、おかげさまで去る4月16日には第3刷が発行されました。
ご購入いただいたみなさん、ブログなどでご紹介いただいたり感想をお寄せくださったみなさんに、心より感謝申し上げます。著者のJeniferも、日本でこの本が広く受け入れられていることをとても喜んでくださっています。

ところで、Jeniferは現在、この本で解説されているようなデザインパターンが実際どのように活用されているかを調査するため、公開アンケートを実施しています。回答者の中から抽選で10名に、これまた面白そうなオライリー本が当たる!というおまけ付きとのことです。

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歴史に見るインタラクションの価値

イギリスの大英図書館で4月27日から約5ヶ月間に渡り、「Sacred」という非常に画期的な展示が実現することになったそうです。

Sacred: discover what we share
See the world's greatest collection of Jewish, Christian and Muslim holy books

サブタイトルでお分かりの通り、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の貴重な文献を一同に集めた展覧会です。この3つの宗教の資料が同じ場所に展示されるというのは、史上初めてのことではないでしょうか。

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俺たちに明日はない?

ユーザビリティ関連トピックのチェック用に購読しているUIE Brain SparksでのJared Spoolのポスト「No Next Day」を読んで、なるほどなあと思いましたのでメモを。

事例としてどこかの日次更新コミックサイトが紹介されています。ここでは、前の日と次の日のそれぞれのページに移動するリンクがあるのですが、次の日のページがない場合(つまり最新のコミックを見ている場合)、単純に「next day」のリンクをグレーアウトしたり非表示にするのではなく、「no next day」とラベルの変更をしています。

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反射的・常時接続的コミュニケーションと「FTIC」

JoiのBlogを読んでいたら、FTIC (Full-Time Intimate Community) という、新しい用語が出てきました。

Joiのオリジナル記事からの引用)
FTICs are the close group of friends (usually around 8-10 people) with whom you share presence. Most mobile youths know whether members of their FTIC are awake, at school, happy, sick, finished with their homework, etc. They use their mobile phones to keep in touch with their FTIC usually sending state changes by text message.

最近、「Twitter」や「Radar」といった、非常に簡略化されたコミュニケーションツールの数々が利用されている背景には、言わば“反射的かつ常時接続的コミュニケーション”を好む、あるいは必要とする人々が少なくないという現実があることは確かで、そのうち比較的若い世代の人々については、日本でも「ケータイ世代」などという用語がありますね。
ただ、年齢層に関わらずそのような特性を持つユーザー層全体を称する用語として、FTICとは非常に的確なネーミングだと思います。

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復刊熱望『Human Interface Guidelines: The Apple Desktop Interface』

@ITにて、『デザイニング・インターフェース』の監訳をいただいたソシオメディアの上野 学さんの新連載が始まりました。

『デザイニング~』の翻訳作業の間も、上野さんからは本当にいろいろなことを学ばせていただいたのですが、今回の連載も『デザイニング~』とシンクロした非常に面白い内容で、続きが楽しみです。

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Retrospect 2006 (3) - 不均衡社会ニッポン、情報のメタモルフォーゼ

不均衡社会 - ITに何ができるか?

いま、われわれ日本人はいったい何を思い、何を欲しているのか。
それを探る材料として、非常に役立つ資料があります。

50ページ足らずのPDFファイルですから、1時間もあれば読めます。もちろん無料で。
しかし、これは今後のビジネスを考える上でとんでもなく貴重なデータであり、数え切れないほどのヒントをもたらしてくれるはずです。
政府や日銀などによるトップダウンな景気回復の判断や、Web2.0バブルに代表されるIT界隈での一見華やかなトレンドに目を奪われているうちに、実は自分たち自身の本当の姿を見誤っていることにも気づかされるかもしれません。

このドキュメントが提示するデータを端的に1つの言葉で表すとしたら、
それは「不均衡」でしょう。
いま、私たちが暮らしている日本の社会は、国家として、地域社会として、家族として、何よりも個人として、すべてのレイヤーでバランスを失ってしまっているようです。

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Retrospect 2006 (2) - Worldchanging

“世界を変える”試み - Worldchanging

このIDEA 2006で一番印象に残ったセッションは、最後を締めくくったこのブルース・スターリングの迫力満点の、野放図とも言える掟破りなスピーチでした。
今でもMP3ファイルで聴くことができますが、その場にいなかった方には最初のほう、何のことやらよく分からないと思います。実は最初の10分弱は、各セッションで他のスピーカーが話した内容から印象的なフレーズだけを引用して羅列しているだけ。言わば、このカンファレンスのコンテンツの「マッシュアップ」をその場でやってみせたというわけです。しかも、相当に皮肉たっぷりの口調で、ですw

これを聴いて、聴衆一同がかなり冷や汗状態に陥ったところで、彼はこう言いました。

Change it better, damn it!
Do a better damn job!
Change it faster!

要するに、Web2.0だのフォークソノミーだの情報アーキテクチャだの、何でもいいからさっさと世の中の役に立てなきゃイカンと。みんな自分の仕事を真面目にやれ!と。顔では笑ってましたが目は笑ってなかったかもしれませんw。
そしてさらに、「この本を絶対読め!俺の本よりこっちを読め!」と言いながら、彼は一冊の分厚い本を鞄から取り出して見せました。
それが、Worldchanging: A User's Guide for the 21st Centuryという本でした。

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Retrospect 2006 (1) - IDEA 2006、Web2.0とポスト9・11

2006年のあれこれを自分なりに総括したポストをしなければと思ってるうちにあれよあれよと年が明け、すでに半月以上経ってしまいました。ブログでありながらこのフットワークの重さは致命的(汗)ですが、とにかく年の初めに軽く身辺整理をしておこうと思います。

まず、ブログを書くという行為そのものに関して、つい最近気が付いたこと。
ブログを書くことは自分にとって「手牌の確認」という意味合いが強く、もっと言えば「オープンリーチ」をかけることに例えられるようです。
で、本当の麻雀ではオープンリーチをかけたらあとはほぼ自力でツモるしかないわけですが、ブログはそれと逆ですね。手の内を晒せば、誰かがアタリ牌を振り込んでくれる可能性が生まれるというわけです。
自分がブログを書く一番の意義は、どうやらそこにありそうかなと。

前置きはこのくらいにして、以下断片的にではありますがメモを。

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訳書『デザイニング・インターフェース』が発売されます

遅ればせながら、今年最初の投稿です。
昨年はなかなか波乱万丈の一年でしたが、今年からは少しずつ落ち着きを取りもどし、スロー&ステディに自分の道を歩んでいけたらと願っていますw
みなさま本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて昨年の春、『アンビエント・ファインダビリティ』の翻訳が一段落したころから手がけていた下記の訳書が、1月20日に発売されることになりました。

デザイニング・インターフェースデザイニング・インターフェース ― パターンによる実践的インタラクションデザイン
ジェニファー・ティドウェル(Jenifer Tidwell) 著
ソシオメディア株式会社 監訳
浅野 紀予 訳

オライリー・ジャパン 書籍紹介ページ
Amazon.co.jp 商品詳細ページ

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ボタンの歴史

今日は、私が最近一番気に入っている素敵なサイトを紹介したいと思います :)

History of the Button by Bill DeRouchey

「ボタンの歴史」というシンプルな名前を持つこのサイトは、その名の通りプッシュ式ボタンという非常にプリミティブなインタラクションデバイスの歴史に焦点を当て、現在のウェブや製品デザインにも通じるさまざまなインタラクションデザインのアイデアや問題点を探っていこうという試みです。

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ブランド・アーキテクチャのコンセプトマップ

今朝の棚橋弘季さんのエントリに「ブランド・アーキテクチャ」という言葉を見つけたのをきっかけに、かなり以前にそれに関して書こうと思っていたネタをふと思い出しました。
Dubberly Design Officeというサンフランシスコのデザインファームがネットで公開している、「A Model of Brand」というブランドに関するコンセプトマップが非常によくできていたのです。

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エイジング・タグ・クラウド

タグ・クラウドというのは視覚的に強くアピールする便利なツールですが、多くの場合は利用頻度の高い順に単語が強調されるようになっているだけで、単なる一覧形式のランキングを見ているのと実質的にあまり変わらなかったりします。特に、その単語集合が時間軸によってあまり変化しないものならば、ページ上でかなりの陣地を占領してしまうタグ・クラウドとしてわざわざ表現する意義は薄いでしょう。
逆に言うと、時間軸を備えたタグ・クラウドには、単なるリストでは表現あるいは伝達できないことができるというメリットが生まれます。その非常に素晴らしい例として、「US Presidential Speeches Tag Cloud」という試みを見つけました。

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IDEA Conference 2006

米国シアトルで、明日から2日間「IDEA Conference 2006」という情報デザインに関する大きなイベントが開催されます。
幸い、社長のお許しをいただけたのでw、これに参加してくることになりました。
イベントの概要をざっくり翻訳してみましたので、ご興味のある方は以下のリンクをたどってみてください。

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ソーシャルタギングをゲームにしてしまうGoogle

Googleが試験的に運用しているらしい「Google Image Labeler」が面白いです。
これは、Googleのイメージ検索の品質向上のために、ユーザによる画像へのタグ付けができるツールなのですが、単によくあるタグ付けで終わらないのがGoogle…ということで、非常に斬新なシステムになっています。
自分一人ではなく、ランダムに選ばれた「パートナー」と二人でタグ付けを行う仕組みになっているのです。実際やってみると分かりますが、実質的にこれは完全な“二人協力プレイによるゲーム”なのです。

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右か左か?

偶然にも、Webページ上でのユーザの視線移動に関する記事が2つ、相次いで目に留まりました。

前者ではF字型、後者では“黄金の三角形”というように表現は異なりますが、それらが指しているのはどちらも画面の左上部を基点としたおおまかな三角地帯ということになります。
これらの調査結果には直感的に納得がいきますが、IAとしてはここで「そりゃそうだ」と言ってジ・エンド、ではなく、ちょっとだけ気に留めておきたいことがいくつか。

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訳書『アンビエント・ファインダビリティ』が発売されます

Lemur_jpこのブログを始めて、最初のあいさつ投稿の次にこの記事を書いた時には、まさかその本の翻訳を自分が担当させていただくことになるとは、思いも寄りませんでした。

が、事実は小説よりも奇なり…ということで、このたび私が翻訳させていただいたPeter Morvilleの『アンビエント・ファインダビリティ』が発売になります。

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情報量の増加がUIを変える

今日、CNET JapanのスタッフBlogに、こんなポストが上がっていました。

選択肢が多いことの落とし穴
途方にくれるほど多くの選択肢に囲まれると人は不安や非現実的な期待、自己非難、後悔といった感情によって精神的に不安定な状態に陥ると言われている。

この記事では、スーパーでの商品選択のような現実世界での事例が取り上げられていますが、オンラインの世界でも、情報過多(Information Overload)とそれが惹き起こす問題は昔から多くの研究者が着目しているイシューであり、自分が個人的に非常に興味を持っている問題でもあります。
これに関しては、現代を「無情報爆発時代」と称したリチャード・S・ワーマンの名著『それは「情報」ではない。』を最高の参考書としておすすめしたいのですが、いまAmazonでチェックしたら凄まじいプレミア価格が付いていますね…。でも、これはIAとしては絶対に読んでおくべき一冊だと思います。

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Rosenfeld Media 正式オープン

前回の投稿からすっかり時間が経ってしまいました。というか新年初エントリですね。

今年もよろしくお願いいたします。

さて、PeterのBlogで知ったのですが、彼としろくま本を共著した Louis Rosenfeld (ルイス・ローゼンフェルド)が、新たに出版事業を始めたとのこと。その名も、「Rosenfeld Media」です。

既存の出版社とは一線を画すコンセプトとメソッドに基づく、非常に興味深いメディアになりそうです。

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